テレビを持たない理由。テレビから開放される効果は断捨離どころではない!

テレビ台はあれど、テレビのないリビング。かれこれ10年以上テレビを持たない暮らしをしています。一人暮らしのときも、結婚した今でもテレビを持っていません。最近では、わが家と同じようにテレビを持たないご家庭も多いのではないでしょうか。

2015年のテレビの世帯普及率は、単身世帯で91.6%、一般世帯で97.5%だそうです。単身世帯では、10人に1人がテレビを持たない生活をしていることになります。テレビの普及率だけではなんとも言えませんが、テレビを見る人は確実に減ってきているように思います。

 

スポンサード リンク

“ながら”テレビが時間を食いつぶしてしまう

テレビ 不要

とはいえ、まだまだテレビを見る人も多いのも事実。楽しんで見ている分にはいいと思うのですが、なかには、テレビを見るのが癖になっていて惰性でテレビと付き合っているような方も少なくないのではないでしょうか。「面白くないなぁ」とは思いつつ、なんとなくテレビを付けっぱなしにしていたり…。

テレビから解放される効果は、物から解放されるよりも遥かに凄いものがあります。長年の癖で家に帰ったらとりあえずテレビを付けてしまうような方は、一度テレビとの付き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。テレビのない生活に慣れてしまえば、ないことのほうが心地よくなりますよ。

スポンサード リンク

テレビから解放される効果

テレビを持たない理由。テレビから開放される効果は断捨離どころではない!

テレビから解放される効果は、断捨離以上の効果があります。部屋に物が溢れていたとしても、それを管理する時間や労力はたかが知れています。物に費やす時間なんて、テレビをダラダラと見る時間に比べたらかわいいものです。

それに、テレビに騙されることはあっても物に騙されるようなことはありません。テレビの情報に騙されてしまうと、生活の質が向上するどころか、生活の質が低下してしまいます。ネットが普及したお蔭でテレビの情報が本当かウソかを確かめやすくなったとはいえ、まだまだテレビのウソに騙されてしまう人も少なくありません。

テレビから解放される効果はたくさんあります。そのなかでも特に「時間が生まれること」「騙されずにすむこと」の二つが大きいように思います。

1.時間が生まれる

テレビがついているとダラダラと見てしまう方も多いのではないでしょうか。一日、1時間としても、年間にすると365時間。日数にすると約15日分です。20年続けたら、300日分。40年続けたら600日分です。さらに、一日2時間を40年間続けたとすると、なんと3.3年の間、ぶっ続けでテレビを見ていることになります。

果たして、テレビにそれだけの時間を費やす価値はあるのでしょうか。人生なんてあっという間、もっと他のことに時間を使ったほうがいい人生になるに違いありません。

2.騙されずにすむ

NHKでさえも番組内容を捏造する時代です。本当か?ウソか?を考えて見ないと、騙されてしまいます。いちいちそんなことを考えながら見ていたら疲れてしまいます。ニュース番組などは、情報そのものに価値があるのに、それが捻じ曲げられていたらなんの価値もありません。

それにニュース番組なんかは、その局の思想が反映されているので見ていて気持ちのいいものではありません。短すぎる人生、そんなウソや思想に振り回されている暇などないと思うのです。

テレビを持たない理由

テレビから解放される効果はたくさんあります。ですが、テレビを持たない理由は、そんなことではありません。もっと単純な理由です。それは、そもそも面白くないということ。今日のテレビ番組表を見てみましたが、面白そうな番組はひとつもありませんでした。面白ければ、時間を浪費しようがなんだろうが見ますよね。だけど、最近のテレビは全然面白くありません。

 

たまに、ラーメン屋などでテレビを見ることがあるのですが、面白くないだけでなく、見ていて疲れるときがあります。バラエティ番組は、タレント同士が内輪で盛り上がっているだけで、見ている側は全然楽しくありません。それどころか疲れます。私と同じように、お笑い芸人の妙な盛り上がりについていけない方も多いのではないでしょうか。

それに、テレビの世界は20年前で止まっているような気がします。進歩どころか退化しているのではないでしょうか。一方、ネットの世界はこの20年でめちゃくちゃ進歩しました。新しいコンテンツが生まれては消え、活発な新陳代謝が繰り返されています。

 

ネットの世界は、競争原理が働くのでいいものだけが残る仕組みがあります。でも、テレビは電波を独占しているので競争が働きにくい現実があります。競争のない世界がどうなるかは火を見るより明か、退化するだけです。動画を配信することしかできないテレビなんて、もう時代遅れの代物のなのかもしれません。

まとめ

ぐちぐちとテレビの悪口を書いただけになってしまいまいた…。テレビ漬けになっている方は、この機会にテレビとの付き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。

いまの時代、テレビに娯楽としての価値はありません。ネットには、もっと楽しいコンテンツが山のようにあります。しかも自分で情報を選択することができます。タレント以上に面白いことを言う素人もたくさんいますし、映画だって、音楽だって、ゲームだってあります。

 

テレビは、メディアとしての価値もなくなりました。ネットにはウソもたくさんありますが、真実もたくさんあります。自分でそれを見分ければいいだけです。一方、平気で番組内容をねつ造するようなテレビに真実があるのでしょうか。

そんなテレビから開放される効果は、物から開放されるよりも遥かにすごいものがあります。断捨離というと、洋服や本などの整理から始める方も多いと思いますが、思い切ってテレビからはじめてみるのもいいかもしれませんよ。