小学生男子の悩みのひとつとして、身長がどのくらい伸びたかということがあります。周りはどんどん伸びて大きくなって行くのに、ひとり取り残されていく…となると親としても焦ってしまいますよね。
でも、そこで気になるのが身長の伸ばし方です。小学生のうちは給食で牛乳が出てきますが、本当に牛乳は背を伸ばすためにふさわしい方法なのでしょうか。
そこで今回は、小学生男子の身長の伸ばし方と牛乳との関係についてご紹介します。
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小学生のうちで身長が一番伸びるのはいつ?
小学生のうちで一番身長が伸びるのは、思春期を迎える11歳くらい…つまり、小学5年生あたりから急に伸び始める子が多いです。ただし思春期の入りが遅い場合にはその分身長の伸びも遅くなる傾向にありますので、もちろん個人差はあります。
特に小学生で身長が伸びる男子は、5年生と6年生の2年間で8~9センチ伸びることもあるくらいです。
思春期に入るまでは学年で一番身長が低かったのに、小学生も終わりの時期に差し掛かったときに見てみると背の順で後ろの方に並んでいることも少なくないのです。
でも、この小学生たちは一体どのようにして背を伸ばしたのか気になりますよね。次の項目で、背の伸ばし方のポイントを説明していきますよ!
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小学生の身長の伸ばし方とは?
身長というと、まず付きまとうのは親からの遺伝という問題ですよね。わたしたちの背が低いから、この子も低くなってしまうはず…と諦めている親も多いでしょう。
しかし、実は身長は遺伝だけで左右される問題ではないのです。伸ばし方に大切なのは生活習慣や環境なので、それぞれポイントを見ていきましょう。
食事
体を作るタンパク質と成長ホルモンを促す亜鉛をしっかり摂ることで、小学生のうちから背が伸びやすい体の土台作りをおこないます。
運動
運動をするときのポイントは、外遊びをして日光をきちんと浴びることです。そのことで骨を丈夫に成長させるビタミンDが生成され、身長の伸びに一役買ってくれるのです。
睡眠
十分な睡眠は、成長ホルモンをしっかり分泌させます。寝る子は育つとよく言われていますが、本当に成長ホルモンの分泌されるので背が伸びやすいのです。
最近の小学生は睡眠時間が短くなっているので、意識して9~10時間は寝かせた方が良いでしょう。
身長は牛乳では伸びない?
小学生の背を伸ばすというと、まず浮かんで来るのが牛乳という飲み物です。給食でも必ず出されますし、背が高い大人に聞くと「牛乳をたくさん飲んだからかな」などと答えられることもあります。しかし実は牛乳だけでは含まれているカルシウムがほとんど吸収されず、身長は伸びないのです。
身長の伸ばし方として大切なのは、牛乳とともにバランスの良い食事をとって生活リズムを整えることです。いくら牛乳だけを大量に飲んでいても、背は伸びないということですね。
ちなみにわたしは大の牛乳嫌いで、小学生の頃から給食では誰かに牛乳をあげていて全く飲まなかったのに、169センチあります。栄養は何でもバランスよくとらないと意味がないということですね。
まとめ
小学生男子の身長の伸ばし方について、様々な項目をご紹介してきましたが、いかがでしたか?小学生のうちで身長が一番伸びやすいのは、5年生と6年生だということがわかりました。また遺伝には左右されず、生活習慣や環境が一番大切だということなのです。
牛乳もそればかり飲んでいては効果がありませんので、バランスの良い食事とともに補助的な考えで摂取していくのがベストです。小学生のうちに普段から、生活習慣を整えておきましょう。