スターウォーズの新作が公開される度に、世間では大きな話題となりますよね。今から楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
スターウォーズの楽しみ方は人それぞれですが、「実はこんな風なんだよね」的なトリビアを知っているともっとおもしろく見られるはず!
ということで、いくつかピックアップしてみました。
目次
- 1 映画「シャイニング」になるかもしれなかった「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」
- 2 コケたらつらすぎる…。ルーカス監督オーストラリアに逃げる
- 3 目力! ダースモール役のがんばり
- 4 ダース・ベイダーのカブトのモデルは伊達政宗
- 5 本来の邦題は「惑星大戦争」?
- 6 どの映画でもかならず同じセリフが
- 7 ルーク・スカイウォーカーはルーク・スカイウォーカーじゃなかった!
- 8 でも、ルーク・スカイキラーはいる!
- 9 宇宙のチリはジャガイモやスニーカー?
- 10 R2-D2、C-3POのモデルは日本人
- 11 機械の汚れは日本式?
- 12 ネタバレ防止には気を使うよねー
- 13 顔の怪我をなんとかカバー
- 14 それでも女が好き? キ=アディ=ムンディ
- 15 ライトセーバーならぬダークセイバーがある
- 16 スタントマンから昇格 ダース・モール
- 17 R2D2は”Reel 2, Dialogue Track 2″の省略形
- 18 グリーヴァス将軍の咳はあの人の…
- 19 スターウォーズに日本語版の歌詞が?
- 20 ダース・モールには弟がいた!
- 21 三船敏郎がダースベイダーだったかもしれない
- 22 ダースベイダーだって子育てします
- 23 世界で最も不愉快なキャラクターがいる
- 24 エピソード3が公開になるから、今日会社休みます
- 25 アナキン選出の理由は「ダークな面持ち」
- 26 なんでそんなにいろいろ変更?
- 27 某企画がボツになったからこそ生まれた大作
- 28 レイア姫はもしかしたらジョディ・フォスターだったかも
- 29 まとめ
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映画「シャイニング」になるかもしれなかった「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」
1980年公開の本作、撮影はイギリスにあるスタジオで始まる予定だったが、映画『シャイニング』のスタジオで火災が発生。撮影ができなくなったため、ノルウェーでのロケから開始した。だが、極寒のノルウェーはさならが「シャイニング」そのもの。しかし、親切なノルウェー政府と軍の協力で完成に漕ぎ着けることができたんだそうです。
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コケたらつらすぎる…。ルーカス監督オーストラリアに逃げる
公開時、映画が成功しないかも、とものすごい心配をしていたジョージ・ルーカス監督は、電話のないオーストラリアのホテルに逃亡。スティーブン・スピルバーグから映画大盛況の知らせをもらったそうです。
目力! ダースモール役のがんばり
「スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で登場するダースモール。異様な存在感がありますよね。その理由ってご存知ですか? 実は倒される直前まで瞬きを1回もしていないんです。
ダース・ベイダーのカブトのモデルは伊達政宗
「ダーク・ファーザー」をもじったというダース・ベイダー。カブトももじったものでした。モデルは仙台市博物館所蔵の「黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用」のカブトだそうです。
本来の邦題は「惑星大戦争」?
初めに予定されていた邦題は「惑星大戦争」。ところが、ルーカス監督側の意向で、全世界での公開タイトルは統一させようということになり、その邦題は却下されました。それを流用したのが日本の映画「惑星大戦争」なのです。ルーカス監督、グッジョブでした!
どの映画でもかならず同じセリフが
それは「悪い予感がする」(各作品で少しずつ違うようですが、原文はI have a bad feeling about this)。誰がいうかは決まっていないようです。
ルーク・スカイウォーカーはルーク・スカイウォーカーじゃなかった!
企画段階では「ルーク・スカイキラー」だったそうです。うーん、やっぱりスカイウォーカーの方が似合う。ちなみに、ルークという名称は、ルーカス監督から名付けられたもの。
でも、ルーク・スカイキラーはいる!
それはゲーム「スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド」の主人公。このゲームは「エピソード3/シスの復讐」から「エピソード4/新たなる希望」へ繋がるドラマを描いたもので、スカイキラーはダースベイダーの弟子という設定。
宇宙のチリはジャガイモやスニーカー?
「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」のハン・ソロたちが小惑星帯を通り抜けながら逃亡する場面では、制作スタッフが面白がって岩石の間にジャガイモやスニーカーを入れています。
R2-D2、C-3POのモデルは日本人
このキャラがいなければ、おもしろさ半減。R2-D2、C-3POのモデルは黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」で出てくる「千秋実」と「藤原釜足」なんだそう。スターウォーズにはその他にも日本の要素が多く、ルーカス監督の日本好きを物語るようです。
機械の汚れは日本式?
日本の時代劇に敬意を払っていたルーカス監督。歴史感を出すために機械や建物などにはわざと汚れを施しています。これには黒澤明監督も絶賛だったとか。
ネタバレ防止には気を使うよねー
「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」の最大の驚きといえば、クライマックスでダースベイダーがスカイウォーカーにいう「I am your father」ではないでしょうか。このセリフ、制作スタッフからのネタバレ防止のため、撮影では違うセリフを用意していたそう。その後、アフレコでホンモノのセリフに差し替えたそうで、完成作を見た制作スタッフも驚いたでしょうね。
顔の怪我をなんとかカバー
「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」の冒頭でルークがワンパに襲われますが、これは実は撮影前に自動車事故を起こし、顔に怪我を負ったルーク役のマーク・ハミルをなんとか起用するため。したがって当作のその後に渡ってルークの顔についている傷は、実は自動車事故によるものだったのです。
それでも女が好き? キ=アディ=ムンディ
結婚してはいけないことになっているジェダイの中で唯一の妻帯者の彼。そこまでして女好き? と思ったら実はスリアンは男性が生まれる確率が低いため、例外的に認められたものだそう。しかも一人でなく数人の妻がいるそうです。ちなみに彼、パダワンの頃はヨーダの元で修業したとか。
ライトセーバーならぬダークセイバーがある
テレビシリーズのクローンウォーズに登場。クローン大戦中に長らく失われたと思われていたダークセーバーが再び姿を現したのです。実は数千年前にマンダロリアンによってジェダイ・テンプルから盗み出されていたもので、彼らの間で受け継がれたダークセイバーは、やがてプレ・ヴィズラの手に渡ったのでした。
スタントマンから昇格 ダース・モール
ダース・モール役のレイ・パークは、元スタントマン。カメラテストの際にルーカス監督らに認められてこの役を射止めたそう。
R2D2は”Reel 2, Dialogue Track 2″の省略形
ルーカス監督が「アメリカン・グラフティ」を撮影中に使用していた”Reel 2, Dialogue Track 2″の短縮系を流用したもの。「アメリカン・グラフティ」撮影当時、「スターウォーズ」の脚本も執筆していた彼は、サウンドエディターの言葉にハッと来たらしいです。
グリーヴァス将軍の咳はあの人の…
グリーヴァス将軍の声を演じたのは、サウンドエディターだったマシュー・ウッドですが、咳だけはホンモノ感を出すために、当時気管支炎を患っていたルーカス監督の咳を加工して使用しているんです。ちなみになぜサウンドエディターが声優を、という疑問も沸きますが、どうやらマシューが別名で作成したサンプルが非常に出来のいいものだったからのようです。
スターウォーズに日本語版の歌詞が?
といってもすぐボツになって、レコードが回収されたそうですが。
STAR WARS 子門真人 Masato Shimonn ~カンテナバンド~
ダース・モールには弟がいた!
テレビシリーズ「クローン・ウォーズ」に出てくるサヴァージ・オプレスがその弟。
三船敏郎がダースベイダーだったかもしれない
日本大好きルーカス監督。日本の大名優三船敏郎にオビ=ワンの役をオファーしていたそうです。ですが、三船側は子どもだましの役は本意ではないと断わりました。それならば、ダースベイダーではいかがですかと再度オファー。しかしそれも、同じ理由で断わっています。もし出演していたら、あのマスクではなく、メイクを施す予定だったそう。
ダースベイダーだって子育てします
育てたのは、ルーク・スカイウォーカー4ちゃい(笑)。作家のジェフリー・ブラウンさんは半自伝コミックとグラフィック・ノベルの作家として知られています。
世界で最も不愉快なキャラクターがいる
それはジャー・ジャー・ビンクス。エピソード1で初登場した彼、本来はおっとり和みキャラのはずが、あまりにおっとりすぎたらしい。非常に不人気で第20回ラジー賞では最低助演男優賞を受賞。このせいで、エピソード2やエピソード3では登場シーンが激減。ちなみに、この3エピソードの中では唯一全てがCGで撮影されたキャラでもあります。
エピソード3が公開になるから、今日会社休みます
「エピソード3/シスの復讐」の公開は平日だったため、会社を休む人が続出したらしい。中には仮病まで使った人もいたとか。週末まで待てなかったのね。
あ。今回の「フォースの覚醒」も公開は平日ですね!早めに有給申請するか、仮病の理由を考えておきましょう(笑)
アナキン選出の理由は「ダークな面持ち」
「エピソード2/クローンの攻撃」に登場するアナキン・スカイウォーカー役はヘイデン・クリステンセン。彼、オーディションの時にダークな雰囲気を持っていて、それが理由でルーカス監督に選ばれたということです。
なんでそんなにいろいろ変更?
タイトルにまで変更があったのは「エピソード6/ジェダイの帰還」。公開当時のサブタイトルは「ジェダイの復讐」でした。というのも、最初ルーカスが脚本を書いた時点では「帰還」だったのですが、リチャード・マーカンド監督に「帰還では迫力がね〜」といわれて「復讐」に変更。とはいえ、ジェダイが復讐なんてするか? と改めて考え「帰還」に戻したそうです。ところが既に日本では「復讐」で物販などが開始されていたため、「復讐」のまま公開したのです。それを後に変更。
ちなみに、1997年には最新のCGを使用してシーンの差替えが行われた特別篇が公開されていますが、これも2012年版では更に変更されています。
某企画がボツになったからこそ生まれた大作
もともとルーカス監督は、アメリカ古典コミックの「フラッシュ・ゴードン」を映画化したかったそうなのです。とはいえ、権利問題などがからみ、実現できませんでした。「スターウォーズ」はそれもあって誕生。したがって設定がかぶっている部分があります。SF映画というより娯楽映画なのは、戦争映画、西部劇、ラブロマンス、ドラマ、エキゾチックな要素(つまり日本趣味)が取り入れられているからでしょうか。
レイア姫はもしかしたらジョディ・フォスターだったかも
キャリー・フィッシャーが演じて好評を得たレイア姫。最終オーディションでのライバルはジュディ・フォスターでした。ちなみに残ったのは二人だけだったそうです。
まとめ
如何でしたか?この他にもスターウォーズにはトリビアがまだまだあります。新作を見る前に是非知っておきたいですね! とりあえず、これであなたもスターウォーズ通!?