ペリカン万年筆スーベレーンM600の評価は?

さて、今回は発売した当時は雑誌やネットで話題になった、

 

ペリカン スーベレーンM600

 

について書いていきたいと思います。

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ペリカン スーベレーンとは?

ペリカン万年筆スーベレーンM600ピンクの評価は?使用画像も

ペリカン万年筆の主要な銘柄であるスーベレーンは
M300~M1000までのラインナップがあります。

番号順にサイズが異なり、M1000が一番大きな
サイズになります。

 そのなかでM600は中間に位置し、男性にも女性にも
ちょうどいいサイズ感になっています。

またペリカン スーベレーンの評価は高く、
万年筆好きが選ぶランキングでは常に上位にいます。

まさに万年筆の定番中の定番のモデルになります。

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スーベレーンM600のスペック

【長さ】
・全長(キャップ収納時):132mm
・全長(キャップなし) :123mm
・全長(キャップ尻軸取付時):152mm
・軸径(最大):12mm

【重さ】
・キャップ装着時:19g
・キャップなし :12g
・キャップのみ :7g

以上からわかるように、

まず重さがあまりないため、長時間の筆記でも
疲れにくいです。

また長さも特段長いわけではなく、軸経もそこまで
太くないので男性女性の手にフィットしとても筆記
がしやすいです。

 
重心が一定ということです。

よく重心がペン先よりとか尻軸よりに別れるのですが
スーベレーンの場合、その差が全く感じられないほど
バランスが整っています。

まさにこれがスーベレーンの人気の秘密なんであろう
と思いますし、考え抜かれた万年筆なんだろうなと
思います。

ペリカン スーベレーンのペン先

スーベレーンM600のペン先は14金ロジウム装飾に
なっており、若干の硬さはありますがそれを補う
インクフローがとても素晴らしいです。
(ペン先のデザインもとてもオシャレですね。)

ペリカンの万年筆はよく書き味の表現で”ヌラヌラ”と
いう表現がつかわれますが、これはペン芯の櫛溝の
間隔が狭く設計されておりインクの量が出過ぎない
ように調整されています。
(櫛溝の間隔が狭い)

どうしてもインクが出過ぎると書きにくくなり、
また渋るようでも書きにくくなります。

スーベレーンの場合、このインクフローがまさに
絶妙な為に書き味が独特の表現を用いられるように
なったんだと思います。

スーベレーンの吸入方法は?

スーベレーンの吸入方法は吸入式になっています。
そのためコンバーターやカートリッジは使用できま
せん。

吸入の仕方としては、尻軸のつまみを回してインクを
吸入するやり方になります。(指さししているところを回してインクを吸入します。)

吸入式のメリットとしては、インク容量が豊富だとか
インクの吸入が楽とかありますが、逆にデメリット
としては、

スーベレーンM600ピンクの場合、インクの残量が
外から見えない為、どれくらいの量が入っている
かがわかりません。

吸入した時にちゃんと入っているかわからないのと、
使っている時にあとどれくらい残量があるのかが
全くわかりません。

またインクによっては首軸が白の為、インク吸入時に
色がついて落ちにくい場合があります。(首軸が白いので色がつくと目立ちます。神経質な人はかなり気になるかもしれません。)

インクの色や吸入時にはなにかと気をつかいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カラーがピンク色といえど、可愛らしいピンクという
わけではなくメタリックがかったピンクの為、
大人の雰囲気を醸し出しています。

そのため女性だけでなく男性でも気兼ねなく使用する
ことができそうです。

このカラーは2015年の限定色として販売され
数量も500本限定での販売だった為、非常に人気で
すぐに品切れの状態になってしまいましたが、
ネットでは販売しているところも幾つかあります。

また大型の店舗に行けば置いていることもあります。

万年筆好きだけでなくそうでない人でも
手にとって眺めていたくなるようなとても素敵な
万年筆ですね。

では、また♪