ここ最近新築を建てる際に物凄く人気が高まっている「無垢フローリング」本当に素敵ですよね!
私事ですが念願のマイホームを建てましてレッドパインの無垢フローリングを採用しました!
そこでマイホーム計画中で無垢パイン材のフローリングを迷われている方へ実際半年間住んでみた私個人の感想のデメリット部分を包み隠さずお伝えします。
一般的な木質フローリングといえば合板や集成材の表面に薄く削った天然木や木目のプリントシートを張り合わせたもので複合フローリングや合板フローリングと呼びます。
この複合フローリングと無垢フローリング果たして何がどう違うのでしょうか?!
目次
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そもそも無垢フローリングって?
>簡単に言うと
天然の木!!
なんですがもう少し丁寧に説明すると
木材の一枚板を綺麗に加工した床材なんだとか。
とにかく混じりっけのない素材そのものの木なんです!
ちなみに我が家は建築前から
無垢フローリング!と決めていました。
近年オシャレなマイホームをSNSで
世の中に発信できるようになった事から
デザイン性の高い無垢フローリングの需要が
急激に高まっていますよね!
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パイン床材のリアルなデメリット
夏〜冬にかけての半年間、
実際住んでみて体感した
デメリットを発表します!!
とにかくキズが付きやすい!
パイン材は特に柔らかいので
本当にキズが付きやすいです!
椅子を引けばキズ、おもちゃを落とせばキズ
こんな感じなので気づけばキズだらけの我が家です(笑)
水ハネ、油ハネは早急に拭かないといけない!
我が家は入居前にオイル塗装を施しているので
水ハネ、油ハネの跡は今の所ありません。
しかし無塗装の場合は
放っておくと跡が残る恐れがあるので
早急に拭かないといけないのです。
我が家はオイル塗装をしているにも関わらず
ビビりな私は水滴一つでも落ちていれば
物凄いスピードで徹底的に掃除します。
これが地味に面倒くさいのです(笑)
乾燥すると割れたり隙間ができやすい!
無垢の床材は湿度が命!
と言っても良いほど湿度がかなり大切!
その理由は、湿度の変化により
膨張と収縮を繰り返すため
乾燥しやすい秋から冬にかけては特に
床材に反りや割れ、隙間が出来る事があります。
はい、もちろん我が家も割れましたし
冬場はかなり隙間もできました!(泣)
この隙間に埃やゴミが入っちゃうんですよね!
暖房器具が制限されてくる?!
まずご存知かと思いますが
無垢フローリングは床暖房の取り付けが基本NGです。
床暖房対応の無垢フローリングはありますが
純粋に無垢材ではない為、
私は好みではありませんでした。
ならホットカーペットを使用しよう!と
お考えになるかと思います。
しかし!ホットカーペットは
自己責任で敷かないといけません!
床材に直接熱を発するものを使用すると
床材が反ったり割れたり隙間ができます。
どうしてもホットカーペットを使用したい場合は
断熱シートなどを敷いてから使用しましょう!
メンテナンスが大変!
無垢のフローリングには
必ずしもメンテナンスが必須!
年に1〜2回ほどワックス掛けや
オイル塗装が必要になってきます。
我が家は入居前に1度
オイル塗装を施しましたが
これが本当に大変な作業だったこと!!
腰が悲鳴をあげ、膝小僧は青タンだらけ(笑)
今年からはさらに
家具を退かせるという作業が加わるので
考えただけで冷や汗タラーンです。
日焼けする!(らしい…)
この件に関しては我が家は
まだ体感していないので
余談として(らしい…)と書きました。
確かに天然の木だと
日焼けするのかもしれませんね。
パイン材のデメリットのまとめ
こんなにもデメリットが多い中、なぜ私はパイン材の無垢フローリングを選んだのでしょうか。
それはデメリット以上にメリットが勝る!
これに尽きます。
マイホームのフローリングをパイン無垢材にして後悔は全くありません!
垢フローリングのリアルなメリットとは?
マイホームを建てられた方や計画中の方はご存知かと思いますが
近年デザインに力を入れる住宅会社が急増中なんです!!
住み心地や構造的な安全は必ずと言っていい程ほぼ全ての住宅会社は備わっています。
そこで差別化を狙う所はというと素材やデザインを強化すること!!
デザインで勝負を仕掛ける会社が圧倒的に増えてきているんです!
そこでまず取り扱り扱われるのがデザイン性に優れている
「無垢フローリング」なんですよね。
私は去年念願のマイホームを建築しましたが計画中の段階では県内の
ありとあらゆる住宅会社に足を運びモデルハウスやオープンハウス、内覧会などとにかく目で見て体感してきました。
そこで素敵!と思った家は全て無垢フローリングでした。
言うまでもなく我が家は無垢フローリングです。
(種類はレッドパイン材です。)
入居してから半年が経ち実際住んでみて思ったこと。それは!
無垢フローリングはデザインはもちろん無垢本来の魅力が素晴らしい!!
デザインで採用した私には嬉し過ぎる誤算です。
夏〜冬を無垢フローリングで過ごしてきた私の体感したメリットをお伝えします!
パイン床材のリアルなメリット
年中サラサラな質感!
私がパイン材の無垢フローリングにして
一番魅力的に感じているメリットは断然
年中サラサラな質感を保ってくれること!
夏場や湿気の多い日は
一般的な複合フローリングはベトっとしますよね。
私あの感触がすごく苦手で毎日靴下を履いておりました。
無垢フローリングは高い調湿性があるので
お部屋の湿度を吸収してくれるんです!!
これすごくないですか?!
夏場でもサラサラな床は本当に気持ち良いですよ!
真冬でもヒヤッとしない!
無垢フローリングは断熱性や保温性に優れているので
複合フローリングと比べると断然あたたかく感じます。
冬場の底冷えするようなヒヤッとするあの感じ、
無垢フローリングにはありません!!
さすがに冬場は靴下を履きますが(履くんかい!)
子供達は素足でガンガン走り回っております!
床暖房は取り付け出来ませんが
フローリング自体がほんのりあたたかいので
無垢フローリングを採用したお友達と口を揃えて
「床暖なくても全然大丈夫だよね!」と話しています。
使い込むほど味わいが増す感じ
これに関してはまだ半年しか住んでいない
私が語るのはいかがなものか…とは思いましたが
今回我が家の設計を担当してくれた方が
無垢フローロングのメリットはこれに尽きます!と
大絶賛しておられたので
期待を込めて書かせていただきました!
無垢フローリングは使い込むほど味わいが出てきて
何度も楽しめる素材なんだそうです。
「経年劣化」という言葉があるように
何でも新しい時が一番魅力的で
月日が経つにつれ劣化していきます。
しかし無垢フローリングは月日の経過に伴い
アンティークのような味わい深いものに変わる
「経年変化」が起こります。
色味の変化はもちろん
キズやシミでさえ味わい深くなるなんて
何だか素敵すぎじゃないですか?
その日が来ることを
ひそかに楽しみにしています。
まとめ
無垢フローリングのメリットは
いかがでしたでしょうか。
キズがつきやすくお手入れが大変!
と諦められる方もいる中
我が家は無垢フローリングにして
全く後悔はありません!
無垢材はキズはつきやすいですが
複合フローリングももちろんキズは付きます。
しかし複合フローリングにキズが付くと
中の集成材が見えてきて白っぽくなり
がっつりキズ!のような状態になりがちです。
一方無垢フローリングは一枚板なので
色味が変わることはなく
悪目立ちせず嫌らしくないのです!
お手入れは大変ですが大掛かりなこと
(オイルやワックス掛け)は年に1~2回です。
何よりそれ以上のメリットがあるので
私は無垢フローリングを採用して
本当に良かったと思っています。
無垢フローリングを迷われている方に
少しでもお役に立てれば幸いです。