1月7日は七草粥を食べる日ですね。
春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)
どれも一年に一度しか食べないですね。
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食べる理由は?
- 無病息災を願う
- 正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める
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御伽草子(おとぎぞうし)に七草粥の由来あり
昔、とても親孝行な者がおり、
100歳を過ぎて弱った親を自分の寿命を分けてでも若返らせたいと
山に入り21日間の苦行を行いました。
その優しさに感心した帝釈天(たいしゃくてん)という神様は、秘術を授けることにしました。
1月6日までに『セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ』の7種類の草を集め、
それぞれを『酉の刻、戌の刻、亥の刻、子の刻、丑の刻、寅の刻、卯の刻』に玉椿の棒で叩き煮て食れば、
一口で10歳、7口で70歳若返るというのです。
親孝行者は、山の中を一生懸命に七草を集めました。
そして、教えられた通り作り、年老いた両親に食べさせると、両親はたちまち若返ったそうです。
わが家の七草粥は中華風
上記のお話と違い、今では手軽にスーパーで七草パックを購入できますね。
うちも1月6日に七草を購入し、1月7日の朝食としていただきました。
作り方はすっごく簡単(3人分)※調理時間30分
- 0.7合の米を洗い、鍋に入れ、多めの水に一晩浸しておく。
- 朝、鍋に浸していた米を火にかける。(30分弱)
※鍋に米が引っ付くので時折混ぜる。 - 七草を洗い、スズナ(かぶ)、スズシロ(大根)の根菜部分を水から湯がく。
- 3の湯が沸騰したらそれ以外の七草も一緒に湯がき、火が通れば水にさらしてから水を切る。
- 七草を食べやすい大きさに包丁で細かく切る。
- 米が柔らかくなって来たら、中華スープ(ウェイパー)を適量入れる。
- 最後に、七草を鍋に入れ、全体と混ぜ合わせて完成です。
※お好みでゴマ油や、ラー油を少し入れても美味しいですよ!
七草をしっかり下茹でして水洗いするので苦みが消えて、子どもも食べやすいですし、
普通の塩のお粥ではなく、中華風にすることでしっかり味があり、
お粥嫌いの旦那様も喜んで食べてくれるようになりました。
毎年食べる縁起物なので美味しくいただきたいですよね!