盛り塩を始めたのは、我が家に悪い事が重なったことを心配した祖母から、庭の鬼門(東北)に盛り塩をするようにいわれたことがきっかけ。その後の風水ブームで、玄関などに置くといいと知り、家の中にも置くようになりました。
盛り塩は、風水学上、間取りや方位が良くない住まいでも、家の気を整え開運できるといわれています。中でも、幸運を招き入れる場所とされる玄関の盛り塩は重要です。よくお店の入り口にも盛り塩がされているのを見かけますよね。
ですが、やり方によっては逆効果になってしまうともいわれています。せっかくなら開運効果のある方法で盛り塩をしたいですよね。
そこで今回は、玄関の盛り塩の置き方についてまとめました。
目次
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玄関の盛り塩の置き方
塩は昔から、神様のお供えやお清め、お祓いにも使われ、神聖でパワーのあるものとして扱われています。お相撲にも塩は欠かせないものですよね^^
風水は数千年も前から中国に伝わる、幸せになるための環境学。盛り塩も平安時代からあるそうですが、今の盛り塩の習慣は、風水が現代風にアレンジされる中で生まれた風水術の一つです。
玄関は幸運の入り口ですが、外から持ち帰った厄をここで落とす事によって、家全体の風水の効き目を上げることができます。なので、玄関の盛り塩はとても重要なんです。
では置き方について見ていきましょう。
盛り塩は一つだけでもOK!
お店のように対でなく1つでも十分な効果があります。置き場所に決まりはなく、玄関の外でも内側でもどこに置いてもかまいません。
我が家では猫が盛り塩をいたずらするので、下駄箱の中に置くようにしていますが、観葉植物の陰や棚の中など見えない所に置いても効果は変わりません。
2ヶ所に置く時は
料亭や旅館などで見かけますが、玄関の両脇に2つ置くこともあります。この場合も、外と内どちらでも大丈夫です。外の場合、塩が溶けやすいこともありますが、溶けても効果が落ちることはありません。
盛り塩で結界を作る置き方
玄関の盛り塩には、外からの厄を落とし災いを持ち込まない、という意味もあります。玄関の四隅に置くことで結界(エネルギーの高い空間領域)を作り、その効果を高めることもできます。
不運が続くなどの時にはこの方法を試してみてください。
掃除が大切!
このように盛り塩で幸運を招き入れる事ができますが、汚れた玄関に盛り塩をしても幸運が逃げてしまいます^^;玄関に盛り塩をする時には、きれいに掃除をすることが大切です。
気をつけたい掃除のポイントとしては、
- タイル
- 下駄箱
- 表札
があげられます。
タイルの水拭き
玄関の床には靴を出したままにせず、タイルをできれば毎日水拭きします。私は雑巾がけの水にも塩を入れています。塩には殺菌効果もあるんですよ。
下駄箱の掃除を定期的に
いらない靴や傘などは処分し、下駄箱の中を整理します。汚れやすく臭いや湿気も溜まりがちなので、定期的に掃除や換気をしましょう。靴底も時々水拭きを。
表札は家の顔、きれいにして運気アップ
表札は結構汚れやすいもの。埃をかぶったり汚れがついたままにならないよう、きれいにしておきます。
一人暮らしで表札はないという方もいるかもしれませんが「主人不在」を意味するので、できれば表札は掲げましょう。
玄関は明るく!
玄関は清潔にしておくことが大切ですが、明るさも重要です。
光が遮られたりしないように物を片付け、電球も明るいものに交換しましょう。
玄関で凶の方位は?
風水では方位によってもその場所の運気に違いがあるといわれます。盛り塩は良い運気をさらに上げ、良くない運気を抑えてくれます。
玄関で特にいい方位は東南と東。凶の方位は中央で、家の中心から半径90cmの円内にドアがかかっている玄関は良くないとされています。盛り塩で凶作用を抑えましょう。
一緒に置くと効果的な物は?
玄関に置くと運気がアップするといわれる置物などをご紹介します。あまりたくさん置くのは良くないので、気に入ったもの、ピンと来るものを選んで置きましょう。
鏡 | 玄関の右側に置くと家全体に良い運気が入る |
クリスタル | 良い運気を家全体に放射してくれる |
龍 | 強力な開運アイテムで、特に赤い玉を持ったものがいい。玄関の右側に。 |
シーサー | 家の守り神。龍を置く場合は玄関の外に。 |
虎 | 邪気を払い家族を守る。玄関の左側に。龍も置く場合は、龍よりも低い位置に。 |
蛙・蛇 | 金運やビジネス運がアップする。 |
観葉植物・生花 | 悪い気を吸いとる。花を飾る時には水は毎日替える。 |
玄関マット | 厄を落とし運気を上げる。綿や麻など天然素材のものがいい。 |
逆に、置いてはいけないものもあるので気をつけてください。
ドライフラワー・剥製 | 死んだものは陰の気を発し人の運気を奪うとされる。 |
犬の置物 | 仕事運を低下させたり、家族間のトラブルが起きやすくなる。 |
人形・ぬいぐるみ | いい運気を吸い取ってしまう。 |
玄関の盛り塩が逆効果になる?
せっかくの盛り塩も、汚い場所に置いたり、塩をずっと交換せず放っておくと逆効果になってしまいます。
盛り塩を置く時には掃除が大切だとお話しましたが、風水では何より汚れを嫌います。整理整頓、まめに掃除をすること、換気を心がけましょう。
盛り塩が固まって埃をかぶっていては運気も悪くなってしまうので、定期的に交換をします。
塩の交換頻度など、盛り塩の基本については次の章でご紹介します。
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盛り塩の基本を知っておこう!
塩の交換のタイミングや使用後の塩の処分はどうしたらいいでしょう。盛り塩についての基本も知っておきましょう。
どんな塩を使う?
盛り塩には天然の粗塩を使います。神社で販売しているお清め用の塩はパワーがありそうですが、スーパーで売っているもので十分だと思います。原材料に海水以外のものが入っていなければ大丈夫です。
盛り方や塩の量は?
形に決まりはないのですが、できれば山形になるように盛りましょう。よく見かける八角形や円錐の型を使えば簡単に盛ることができます。100円ショップにも売っていますよ。
量は10g程度(大さじ1杯)でいいといわれています。私が使っている八角形の型だと、塩の量は40gになってしまいます。強力に効いて欲しい時は塩を多めにするといいのですが、日々いろいろな場所に盛り塩をするなら、型は小さ目を選んだ方がいいかもしれませんね。
盛り塩はどれくらいで交換する?
私はずっと交換しないままにしてしまい、塩がカチカチに固まってしまった事がありますが、これだと効き目がないどころか逆効果です。盛り塩は1週間に1回は交換しましょう。
特に嫌な事が続くとか、運気が下がり気味かなと感じる時には、交換の頻度を高めたり、毎日交換してもいいですね。
使い終わった盛り塩の捨て方は?
私は全てゴミ箱に捨てているのですが、本来はどのように使っても大丈夫です。土に撒いても、水に流してもかまいません。大事なのは塩に感謝の気持ちを持つことです。処分する時には「祓いたまえ、清めたまえ」と唱えるといいそうですよ
まとめ
風水では置く場所をきれいにしておくことが重要ですが、私自身、盛り塩をするようになってからまめに掃除するようになり、家の様子に気を配るようになりました。家が整うと気持ちもすっきりしますが、それが開運につながるのかもしれませんね。
玄関の盛り塩は、幸運を招き、厄を落とす効果があるといわれています。
玄関の盛り塩は、
- 1個置きでも十分な効果
- 2個置きは玄関の両脇に。外でも内でもOK
- 4ヵ所置きで結界を作れば強力に厄落とし&災いを跳ね返す効果
があります。盛り塩をするときのポイントは、
- 余計なものは置かずに整理整頓
- 掃除を徹底!
- 明るく清潔な玄関を保つ
などです。他の開運グッズも合わせて置き、さらに運気をアップしましょう。
きれいになった場所に盛り塩を置くのは気持ちのいいものです。なぜか気持ちが晴れないとか、悪い事が続くという時、塩のパワーを借りて運気アップをしてみてはいかがでしょうか^^