出産時に
クリステレル胎児圧出法という方法を使うことがある
って知っていますか?
このクリステレル胎児圧出法ってかなり危険なんじゃないかと言う話があります。
このクリステレル胎児圧出法って何なのでしょうか?
どんな危険があってどんなケースで適応されるのでしょうか?
調べてみました!
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クリステレル胎児圧出法とは?
クリステレル胎児圧出法は出産の時に手助けをする方法の一つです。
よく妊婦さんの話で「馬乗りになっておなかを押された!」とか言いませんか?
それのことです。
陣痛の発作に合わせて子宮の底を骨盤に沿って両手で圧迫して胎児が出やすくするのです。
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クリステレル胎児圧出法はどのくらい危険?
最新のニュースではこれが脳性まひの原因になったケースが3件もあると伝えています。
脳性まひと言うと子ども自身も親も一生背負っていく病気です。
治ることはありません。
かなり大変な状態だと思います。
またその他にも
- 産道が裂ける
- どこかしら裂ける
- 子宮破裂
- 内蔵破裂
- 赤ちゃんに酸素が行かなくなる
- 胎盤早期剥離
- 胎児死亡
- 母親死亡
などの危険があります。
どれもかなり重篤な状態に陥る危険ですよね(汗)
こんな危険なクリステレル胎児圧出法ですが、大体9割の産科で行われています。
そのうちの4割は馬乗りになって押すケースもあると言うのですから…(汗)
クリステレル胎児圧出法の適応ケースと必要性
ではこの危険がいっぱいのクリステレル胎児圧出法はなぜ必要なんでしょうか?
そもそもクリステレル胎児圧出法が行われるのは緊急時です。
このままじゃ母子ともに危険である!と言う時に適応されます。
なので全員が行われるわけではないのでご安心を☆
もう少しで産まれそうだけど…無理そう!
って時にクリステレル胎児圧出法が適応になります。
このもう少しで産まれそうだけど…の状態でクリステレル胎児圧出法をしないと・・・。
胎児が力尽きて死亡するか母体が疲れ果てて死亡する可能性がぐんと高くなります。
なのでやむを得ずクリステレル胎児圧出法を…というのが殆どです。
今、学会ではクリステレル胎児圧出法を認めるか議論されている最中だそうですね。
あまり「危険だ!」と言う部分だけ見るのではなく、
必要性も同時に考慮できるといいなと思います。
でも・・・怖いですよね!!こんなの聞くと!!(汗)