肩甲骨は名前の通り肩の骨で、背中に少し突起があるので場所がすぐに分かります。
この肩甲骨が実は、バストの形や大きさに深く関係していることをご存じですか?
背中のことだから無関係と考えず、肩甲骨のことを知って姿勢がもたらすバストへの悪影響を考えてみることにしましょう。
目次
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猫背がバストに悪影響を及ぼす2つの理由
理由① 内側に向いた肩が胸を圧迫する
背中が丸くなっていて姿勢が良くない状態のことを猫背と言います。猫が丸くなって寝ている様子に見えるのでそう呼ばれているわけですが、猫背は文字通り猫の姿勢であって人間にとっては自然な姿勢ではありません。
猫背の状態が長く続くと肩が内側を向いてしまうので、筋肉や骨の位置も内に向いてしまいます。そして、それが胸全体を圧迫しているのです。これだけでも想像するといかにもバストに良くない印象を受けますね。
理由② 曲がった姿勢が代謝を悪くする
猫背は姿勢が曲がっているので肩の筋肉が常に緊張状態となり、これが肩こりを引き起こします。
そして肩こりは血のめぐりを悪くするので、肩から胸にかけての冷えや血流の悪化による老廃物の代謝をも阻害してしまうのです。
つまり、猫背は胸を物理的に圧迫して、さらに胸の血流を悪くすることで新鮮な酸素が入りにくくなり、老廃物の代謝もしにくくなるわけです。
これって胸にとても良くない状態なので、バストアップどころかバストが小さくなる原因にもなります。
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スマホ首とも呼ばれる巻き肩もバストの大敵
巻き肩という言葉をご存じの方は多いと思いますが、最近では「スマホ首」という言葉もよく登場するようになりました。
巻き肩とスマホ首はいずれも、首を下に向けている時間が長いことで起きます。電車に乗っていると下を向いてスマホとにらめっこをしている人を多く見かけますが、この姿勢を日常的に続けていると巻き肩、スマホ首になります。巻き肩になると左右の肩甲骨が前に出てしまい、それが内側にねじれたような形になります。この内側にねじれた肩甲骨が胸を圧迫し、貧乳の原因になります。
一旦巻き肩になると一時的に背筋を伸ばしてもスタイルがきれいに見えず、胸への圧迫も解消されません。
背中にある骨というイメージの肩甲骨が、いかにバストに影響を及ぼしているかがお分かりいただけたと思います。
何も用意せず今すぐ始められる肩甲骨エクササイズ
そこで、肩甲骨の位置を整えてバストアップにつなげるエクササイズです。何も用意せず体一つで始められますよ♪
①うつ伏せ状態から、腕を伸ばして上体を起こす
②起こした上体を、腕が伸びた状態で左右のどちらかにひねる(肩甲骨の動きを意識して)
③一度うつ伏せに戻ってから、再び上体を持ち上げて反対の方向にひねる
この動作を10~20回程度繰り返してください。身体が少し暖かく感じる程度が目安です。
まとめ|肩甲骨を動かして、胸を圧迫から解放!
いかがですか?一見、バストアップと直接関係が無さそうに見える肩甲骨ですが胸との関わりがとても深く、バストアップにも直接的な関係があることがお分かりいただけたでしょう。
猫背による胸への圧迫、巻き肩・スマホ首による圧迫や代謝の悪化などがバストをいじめてしまっていると知ったら、今すぐにでもまずはその悪影響を取り除いてあげようという気になるものです。今回ご紹介したエクササイズを取り入れながら日々の姿勢を見直し、まずはできることから始めてみましょう。バストアップだけでなく、肩こりの解消や血行促進など、健康にも良い働きが実感できますよ!