ジメジメした梅雨の時期や冬に出来た結露を放置してしまって気づいたら部屋の中にカビが生えてしまった。
という経験をした方は意外と多いのではないでしょうか?日当りの悪いお部屋や湿気のたまりやすいお部屋などは家具を動かしてみると壁や家具などにカビが生えてしまっていることも!
家の中でカビが生えやすい場所としてイメージするのは浴室やキッチンなど水回りやエアコンの中などですが、お部屋の壁や天井、窓のサッシ、下駄箱などにもカビは生えてしまいます。
生えしまったカビを放置しておくと空気中にカビの胞子が飛び、健康にも悪いのはもちろん、どんどん広がってお気に入りの家具や、カーテンにもカビが生えてきたりと全くいいことはありません。
今回は家の中のカビ掃除のやり方を紹介します。誰にでもできる簡単な方法を調べてみましたのでぜひチャレンジしてみてください!
手遅れになってしまう前に家の中を掃除してカビを退治しましょう。
空気もキレイになり気持ちも明るくなりますよ!
目次
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部屋の天井、壁紙に生えたカビの取り方と予防法
カビを落とす!というとまず思いつくのがカビキラーなどの市販のカビ取り剤。
憎たらしいカビに向かってシュッとひとふきしてやりたいところですが、実はおすすめできません。
これらには界面活性剤が入っていて、使用すると壁が黄色く変色したり、拭き残しがあるとまだらに漂白されたりします。
しかもにおいがきつく当分の間に部屋に残ってしまい体にもあまりよくありません。
では、どうやってカビを落とせばいのでしょうか?
今回は消毒用エタノールを使用する簡単な方法を紹介します。
壁紙、天井のカビの落とし方
<用意するもの>
・消毒用エタノール
・歯ブラシ
・ぞうきん
1.部屋の窓をあけ換気のいい状態にする
2.カビの部分にエタノールをスプレーし、2分程待つ
3.歯ブラシで軽くこする。(力を入れすぎないこと)
4.水でぬらして固く絞ったぞうきんで拭き取る
5.カビが取れたら、予防のためにエタノールを軽くスプレーする
薬局でエタノールを購入する際は「無水エタノール」ではなく「消毒用エタノール」を購入してください。
そしてエタノールはアルコールなので乾くまで周りで火などを使用しないようにしてくださいね。
だいたいのカビならこの方法で落とすことはできると思いますが、すぐにまたカビが生えてくる。。といった場合は壁紙の下までカビが繁殖していることも考えられます。そんなときはリフォーム会社など専門家に相談してみてください。
カビを予防するには?
カビが生えてこないように予防するなら第一に部屋を換気して湿度を60%以下に保つことが大切です。
換気が出来ない時はエアコンの除湿機能などを利用するといいですね。
壁紙と家具の間を少しだけ開けて設置すると風通しがよくなって、壁紙や家具がカビるのを防ぐことができます。
カビを落とした後は、また生えてくるのを防ぐことも大切です。
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下駄箱にカビ?カビ臭いと感じたら即掃除!
日当りのいい玄関ってあまり?ほとんどないですよね(笑)しかも脱いだばかりの靴は汗を吸い込み湿気が。。
下駄箱の中ってとってもカビが生えやすいんです。
カビ臭いなと思って見てみてもカビが生えてる様子がないから。。。と放置するのは危険です!
お気に入りの靴がカビにやられてしまいます!!!
臭いが気になったらすぐに掃除をすることが大切です。
天気のいい日に玄関を開け換気をよくしてカビ退治をしましょう。
下駄箱のカビ掃除のやり方
<用意するもの>
・掃除機
・消毒用エタノール
・ぞうきん
1.玄関や窓を開け換気する
2.カビの胞子がついていれば掃除機で吸い込む
3.エタノールをスプレーする
4.固く絞ったぞうきんで拭き取る
5.予防のためエタノールを軽くスプレーする
6.よく乾かす
この場合もエタノールを使用するので乾くまでは火気厳禁です。
掃除が終わったら、市販の除湿剤や除湿シートなどを入れてこまめにチェックし、取り替えることもカビを防ぐためには大切ですね。
カビの生えやすい浴室!徹底的に退治しよう!
浴室のカビは放っておくとどんどん広がっていきますよね。最近,浴室に生えるカビは赤カビが多いようですが、それを放置していると頑固な黒カビになってなかなか落とせなくなってしまいます。
赤カビであれば市販のカビ取り剤をスプレーして時間を置いてシャワーで流せば大抵のものはキレイに落とせます。
今回はそれでも落としきれない頑固な黒カビを退治する方法を調べてみました。
浴室の黒カビの落とし方
<用意するもの>
・重曹
・お酢
・水
・スプレーボトル
・歯ブラシ
1.まずはお酢と水を1:4の割合でスプレーボトルにいれ混ぜます
2.混ぜたものを黒カビにスプレーし、そのまま1時間〜2時間ほど放置
3.時間を置いたら歯ブラシでカビを取る
ここまででカビを落とすことが出来れば後は水で流して終了です。
それでも落ちない黒カビには。。。
4.落ちない黒カビの上に重曹をふりかける
5.お酢と重曹が反応して二酸化炭素が発生(シュワシュワと炭酸水をかけた様になります)
6.さらにお酢と水のスプレーをかけ1時間くらい放置
7.1時間経過したら歯ブラシでこする
これで頑固な黒カビも退治できるはず!
身近な材料で体にも優しいので安心ですし、洗面台や台所などにも使用できます。
市販のカビ取り剤と合わせて使って徹底的にカビを退治してしまいましょう!
窓に出来た結露でサッシやパッキンにカビが発生!お掃除の仕方は?
冬に出来る「結露」は拭いても拭いても寒い外と暖房で温められた部屋の温度差で出来てまいますよね。
ついつい結露を放置してしまい、サッシの部分やパッキンがカビで真っ黒になってはいませんか?
それどころかそのカビがどんどん繁殖して気づけばレースのカーテンにまでポツポツと黒いものが。。。
そうなると部屋の中はカビの胞子が飛びまくり、他のところもカビる原因になってしまいますし、
アレルギーやぜんそくなどの症状を引き起こしてしまうこともあります。
早く掃除をしてすっきりしたい!と思っても窓のサッシやパッキンのカビ掃除ってなんだか面倒くさそうなイメージがありませんか?
今回は簡単にできる方法を紹介します。
窓のサッシ、ゴムパッキンのカビの落とし方
<用意するもの>
・台所用漂白剤(キッチンハイターなど)
・片栗粉
・ボウル
・ぞうきん
1.ボウルに大さじ山盛り3杯の片栗粉に対して20ccの台所用漂白剤を入れとろみがでるまで混ぜる
2.それをサッシやゴムパッキンのカビが生えているところに塗り5分程放置する
3.5分経過したらぞうきんで拭き取る
台所用漂白剤に片栗粉を混ぜることで粘着性がでて、漂白剤が流れ落ちてしまうことを防ぎます。
そのため、カビに漂白剤がとどまり、じっくりしみ込むことでカビの奥まで効果をいきわたらせることができます。
ナイス!片栗粉!(笑)
家にある材料で簡単に落とすことができるのでぜひやってみてください。
エアコン(クーラー)のカビ取りって自分でできる?方法とコツを教えます!
夏も冬もお世話になっているエアコン。なんだか変な臭いがするなと思うことはありませんか?
それはエアコンに生えてしまったカビが原因なんです。エアコン内にできる結露にホコリなどが溜まるとカビは生えやすくなります。
エアコンの風にのってカビの胞子まで出ているなんて考えるだけでもぞっとしますよね。
最近ではエアコン洗浄業者もたくさんあります。でも費用も結構かかるし。。自分でできる範囲でお掃除できればいいですよね!
そこで簡単にできる方法を調べてみました。
エアコン(クーラー)の掃除のやり方
<用意するもの>
・掃除機
・ぞうきん
・歯ブラシ
・中性洗剤
・市販のエアコン洗浄スプレー
1.エアコンのコンセントを抜く
2.エアコンの上のホコリをぞうきんで水拭きする
3.エアコンの全面のパネルを外す
4.パネルについたホコリや汚れを取る
5.フィルターを外しホコリを掃除機で吸い取る
6.フィルターを中性洗剤を使って歯ブラシで軽くこすり水で流しよく乾かす
7.吹き出し口を薄めた中性洗剤をつけたぞうきんで拭く
8.冷却フィンに市販のエアコン洗浄スプレーをかける(この時使用するスプレーに書かれているやり方に従って下さい)
9.その後、使用したスプレーに書かれているやり方に従って下さい
これで目に見えるところはスッキリきれいになりますがエアコンの内部のカビまでは全部取りきることができません。
最近ではエアコンの内部に自動でお掃除してくれる機能がついているものもありますが、それでもカビは生えてきてしまいます。
頻繁にフィルターのお掃除や吹き出し口の掃除をしてカビを生えにくくすることも大切です。
そして時々はプロにお願いしてみるのもいいかもしれません。
キレイな空気で生活できると気持ちがいいですよね!
まとめ
さて、お部屋のカビが生えやすい場所のカビ掃除のやり方を紹介してきましたが、どれも簡単にできるものばかりだったと思います。
壁紙、天井、下駄箱などは消毒用エタノール、浴室は市販のカビ取り剤やお酢や重曹、サッシやゴムパッキンには片栗粉と台所用漂白剤、エアコンには中性洗剤と市販の洗浄スプレーと場所によって使い分けが必要です。
天気のよい休日などに家の換気をして気になるカビを徹底的に退治しましょう!
お家も気分もスッキリ爽やかになること間違いなしです!