人生に飽きたというのは、その生き方はマスターしたということです。
そこから違った生き方を見つけることで、また生き生きと生きていくことができます。
そのための方法を2つ書きました。
・5感の使いかたをアップデートする
・行動の仕方をアップデートする
この2つについてここからくわしく書いていきます。
目次
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人生に飽きたのは人生に慣れたから。
なにかに飽きるときというのはどういうときでしょうか?
それは慣れたときです。
テレビ番組に飽きる。
授業に飽きる。
話題に飽きる。
ゲームに飽きる。
仕事に飽きる。
異性に飽きる。
飽きるにもいろいろな飽きるがあります。
いろいろな飽きるが持っている共通点はなんでしょうか?
飽きるときというのは「同じこと」のくり返しになっているときです。
TV番組に飽きるときというのは、なんだか毎週同じ内容じゃない?と感じるようになったときではないでしょうか。
それは授業でも同じです。
おもしろい授業が少ないのは、おそらく毎年同じ授業をくり返していたり、準備してきたものをそのまま話そうとするからです。
その場で授業が生まれている感じがしないんです。
それだとなにか録画の再生みたいな気がしてしまいます。そういうものに人は飽きます。
それはゲームでも、仕事でも、異性との関係でも同じことです。
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飽きたのはマスターしたということ。
「同じこと」をくり返すことに慣れたというのは、その行為に熟達したということです。
仕事なら、毎日の作業に慣れ、その作業をもう生活の一部のようにこなすことができるようになったということ。
ゲームでも同じです。もうその操作には熟達していて、その難易度ではもうかんたんすぎるのに、まだその難易度がやってくる。
そういうときに飽きますよね。
人生に飽きたというのは、その方法で生きることに熟達したということなんです。
その生き方で生きるマスターになった。
そのコースはマスターしたのだから、もしつまんないなあと思ったら、あたらしい仕方で毎日をすごすことを考えていくといいでしょう。
人生を新たなものにする
ただ、毎日あたらしいことをするのは簡単なことではありません。
たとえば毎朝、布団から起き上がりますよね。
歯を磨きます。着替えをして、ドアを開けて外に出ますよね。
仕事も同じです。内容は違っても、必ず同じ手順は出てきます。
そのような毎日のくり返しは無くしようがありません。
人生に飽きるというのは、このようなくり返しに慣れたから起こることです。
その慣れた人生をまた新たなもの/生き生きしたものとして感じられるようになると、人生に飽きたという気持ちが薄まっていきます。
その方法をここから書いていきます。
生き生きとした人生をつくる2つの方法
毎日することをすべて新しいことに変えるのはむずかしいことです。
それでは毎日することを変えずに、新しい感じを手に入れるにはどうしたらよいでしょうか。
その方法が2つあります
・5感の使い方を変える
・行動の仕方を変える
①5感の使い方をアップデートする
1つは5感の使い方をアップデートすることです。
視覚
聴覚
味覚
触覚
嗅覚
5つありますね。
これを日々のなかでより意識するようにするんです。
たとえば、歯を磨いているとき。足の裏の感覚を感じられるでしょうか。背中の感じはどうでしょう。
駅まで歩くとき。まわりの音を感じられるでしょうか。
そんなふうに、日常の何気ない行動のなかに、新しい感覚をふきこむことで、「同じ行動」が「あたらしい行動」に変わります。
布団から外に出るときに、音を聞いてみる。布団の音がするかもしれません。空調の音がするかもしれません。外の車の音がするかもしれません。人の声がするかもしれません。
買い物をしているときに、服が自分の皮膚に当たっている感じを感じてみたり、店のBGMに意識をむけてみたり、いつもなら見ないような商品に目をむけてみたりしてみましょう。
あたらしい集中力
同じ行為にべつな感覚を参加させるようになると、あたらしい集中力が必要になります。
あたらしい集中力が必要だということは、その行動には慣れていないということですよね。
慣れていない行動はあたらしいものです。
やったことのない行動に「飽きる」ことはないでしょう。
そのように「同じ行動」でも自分の感覚をどんどんかさねていくことで、どこまでも「あたらしい行動」にしていくことができます。
試してみてください。
②行動の仕方をアップデートする
つぎは行動の仕方をアップデートすることについて書いていきます。
同じ一日でも、すこし選択を変えると違う一日になります。
そのために駅までの道のりでできることがあります。
だいたいいつも通っている道ってあると思います。その道とは違う道を選んで歩いてみてください。
そうするだけで、ここにこんなものがあったのかと思うかもしれません。身の回りにそういうものを発見すると楽しいですし、それだけで日々の視点が変わります。
自分の近くに見ていないものがあるということです。
もしそれが面白かったら、休日などに目的地をもたずに散歩してみるといいです。
たとえばいつも通っている駅までの道をどこかで逸れてみる。そこからもう自分の感覚が呼ぶ方を選択しつづけてみる。
ぼくはこの冒険散歩をたまに試すのですが、必ず面白い場所にたどりつきます。
きれいな神社とか、公園とか、おもしろい人が多いカフェとか。
衝動にまかせて動いてみると、意外と自分に合う場所がみつかるものです。ぜひ試してみてください。
人生に飽きたら
人生に飽きたというのは、その方法で生きることに熟達したということです。
・5感をアップデートする
・行動のしかたをアップデートする
この2つを利用することで、生き生きとした人生をつくっていくことができるでしょう。