2019年、令和最初の十六夜に関して気になる方も多いでしょう。
綺麗な月の周囲に澄んだ夜空の広がる景色は日本の風物詩と言えますからね。
十六夜の前日にあたる十五夜も一緒に楽しむと良いでしょう。
さてそんな十六夜ですが、2019年はいつの日になるのでしょうか。
十六夜というのは決まった日付ではありません。
旧暦を元にした算出方法であり、これは日本独特の捉え方となります。
もし2019年の十六夜はいつなのか気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
今回は2019年の十六夜についてご紹介します。
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2019年の十六夜はいつ?
2019年の十六夜の日にちは、10月のカレンダーの上部に存在します。
2019年の10月2日の水曜日となります。
位置としては一番上の段であり、さらにど真ん中となります。
この日が十六夜であり、前日の10月1日が十五夜となります。十六夜にイベントに行ったり、月を見ようと考えたりしていた方は、10月2日を覚えておくといいでしょう。
十六夜の日にちは毎年不確定
なお十六夜の日にちは毎年変わっています。
9月になることもあれば、10月になることもあります。
なぜかと言うと、これは暦のルールに当てはめて考えるとわかります。
旧暦と呼ばれる”太陰太陽暦”。
これが十五夜、十六夜を決める上で元になっている考え方です。
十六夜は、旧暦において8回目の新月になった日から16日目のことを十六夜と言います。
新月というのは月がすっぽり影で隠れてしまったような形となる状態です。
正確に言うと、太陽・月・地球が一直線になるような軌道となった際、月の光る部分が地球から見えなくなる状態のことです。
その新月が一年の中で8回目となり、それから16日経過した時に十六夜となるのです。
太陽と月と地球の軌道はそれぞれ微妙に異なるため、毎年毎年同じような日になるとは限りません。
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いざよいの読みの由来は?
ちなみに、十六夜の読み方は”じゅうろくや”でも”いざよい”でもどちらでも大丈夫です。
元々、十六夜の月(じゅうろくやのつき)と呼ばれていましたが、空に浮かぶ月は、どこか心に戸惑いがあるようで、なかなか出てこないように見える、という見方が広まりました。
そこから戸惑いの意味を持つ”いざよう”の連用形である”いざよい”が読みに付け加えられました。