気温も暖かくなりお出かけ日和な季節になってきました。赤ちゃんと外にお出かけする機会も増えますよね!家族みんなでお出かけするときは外出も長丁場になることも多いでしょう。夕方、ふと赤ちゃんを見ると顔が日焼けで赤くなってしまっている、なんて事もあります。
日焼け予防・対策はもちろん大切ですが焼けてしまったらその後のケアが大切です。
そこで今回は赤ちゃんが日焼けで赤くなってしまったときの最善の方法をご紹介したいと思います。放っておくと赤ちゃんでも黒いシミやそばかすになってしまうこともありますので、ちゃんとケアしてあげましょうね♪
目次
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日焼けが健康な証拠は昔の話
2000年代に入るまでは、赤ちゃんや子どもは多少日焼けしていた方が健康的だ。なんて言われており、昔の母子手帳には「日光浴」を勧めていたほどです。
私の親も日焼けに対しては全くの無関心でした。しかし、紫外線が肌に悪影響で発ガンの恐れもあると分かった途端、日焼けに対して敏感になり、日傘を持ち歩くようになりました。
紫外線対策は大人だけでなく、もちろん赤ちゃんの頃からも対策すべきという考えが広がり、今では日焼け対策は一般的になってきています。
ちなみに現在の母子手帳には「日光浴」の代わりとして「外気浴」に改められています。
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紫外線による皮膚への影響は?
紫外線は皮膚に悪影響を及ぼす事はご存じだと思いますが、具体的にどのような影響があるのかを今一度おさらいしておきましょう。
皮膚の役割は大きく分けると
- 外からの刺激を防ぐ
- 体内の水分を保つ
の2つの役割を果たしています。赤ちゃんの皮膚は層が薄いだけでなく、この2つの機能も未熟です。
赤ちゃんの薄くて未熟な皮膚に紫外線を浴びると、皮膚は火傷し皮膚の深い層まで進入して皮膚の機能を破壊してしまう恐れがあります。
また、紫外線による皮膚へのダメージは蓄積されていきますので、すぐに影響がなくとも成長する過程でシミやそばかすができたり、深刻な影響がでてきたりする場合もあるのです。
紫外線を浴びることにより
- 皮膚の老化進行
- 皮膚がんの発症率上昇
- 免疫機能低下
- シミ・シワ・たるみができやすくなる
他にも視力低下や白内障になりやすくなるといった悪影響があります。
一方で、紫外線を浴びることで皮膚はビタミンDを作る事ができます。ビタミンDは骨にカルシウムを取り入れる為に必要な成分で、赤ちゃんの成長に必要不可欠な栄養素でもあります。
ビタミンDは皮膚から作る以外にも、卵や魚に沢山含まれていますが、アレルギーや好き嫌いでなかなか食べられない赤ちゃんも多いですので、日光を浴びる事が絶対悪ではありません。
天気の良い日は日陰でも紫外線が充分にありますので、適度な「外気浴」は赤ちゃんの成長にとっても良いという認識を持っておいてくださいね。
日焼けで赤ちゃんが赤くなる子と黒くなる子の違い
日焼け後に赤くなる人もいれば、すぐに黒くなる人もいるように赤ちゃんでも赤くなる子とすぐに黒くなる子がいます。
- 肌が赤くなるのは紫外線によるダメージを受けて火傷した状態
- 肌がすぐに黒くなるのは紫外線から肌を守る為に体がメラニン色素を大量に作った状態
このように赤くなる子と黒くなる子を比べてみると、すぐに黒くなる子の方が紫外線への耐性が強いと言えますが、その反面、メラニン色素の沈着もしやすく、ホクロ・シミができやすい体質とも言われています。
違いはあるにせよ、日焼けしてしまった場合はしっかりとケアをしてあげましょう。
赤ちゃんの日焼け後のケアは?
日焼けは火傷という認識を持ち、特に赤くなっている場合は早くケアをしてあげましょう。
とにかく冷やす
肌が赤くなっている場合はとにかく冷やすことが大事です。でも赤ちゃんの肌は大変デリケートですから、肌に直接冷水シャワーや保冷剤は絶対にしてはいけません。
やわらかいタオルやガーゼなどを濡らし、赤くなった部分にあてて冷やします。患部はいつもより熱を帯びていますので何度も濡らし直して冷やしてください。
その日のお風呂はぬるめの温度で、赤い部分はこすらないようにしてあげましょう。
保湿をしっかり行う
日焼け後のお肌はカサカサで体内の水分がどんどん蒸発してしまいます。使い慣れているベビーローションやベビーワセリンを塗り、しっかりと保湿してあげます。
ちなみに我が家では普段から無添加のベビーローションを使っていました。日焼け後のケアもコレ1本でOK。とても重宝しています♪ぶっちゃけて言いますと、私自身にも保湿で使っていました←
普段より多めの水分補給
日焼けすると喉が渇きますよね。赤ちゃんももちろん喉も渇きますし、脱水症状に気をつけなければなりません。普段より多めの水分補給が必要です。
授乳・りんごジュース・麦茶など、赤ちゃんの様子を見ながらこまめにあげましょう。
まとめ
赤ちゃんが日焼けで赤くなってしまったら、とにかくまずは冷やすことです。炎症を早く抑えてあげることでダメージの蓄積も緩和されます。そしてしっかりと保湿と水分補給。
日焼け対策していても真っ赤になってしまうのであれば、日焼け止めのクリームを2時間おきに塗るなど、今までよりもう少し気に掛けてあげてください。それでも焼けてしまうのは多少は仕方ありません。しっかりとケアをしてあげれば大丈夫です。
日焼けが怖いから外出しないなんて事になれば、それこそつまらないですからね♪予防とケアの方法をしっかりと知ってたくさんお出かけしてたくさん思い出をつくってくださいね!