当ブログにおいては何度も繰り返していることですが、「着ぐるみを着たい!」と考えた時に、まず考えなければならないことが身長になります。
着ぐるみを着る場合、性別や年齢、それに見た目の美醜は関係なく、唯一必要になるのが身長だからです。
今回は、着ぐるみの関わる身長事情について書いていこうと思います。
目次
スポンサード リンク
あなたの理想の身長は何センチ?
2014年12月と少し古い記事ですが、ニュースサイトしらべぇというサイトに男女それぞれの、それぞれに対する理想の身長が書かれていました。
この記事によると男性の理想の身長は170cm~180cm、女性の理想の身長は156cm~160cmということになります。
身長について調べていくと、女性は男性に「ハイヒールを履いた自分と同じかそれ以上」の身長を望み、男性は女性に「自分よりもひとまわりほど小さい」身長を望むようです。
女性の平均身長がおよそ160cm、男性の平均身長がおよそ170cmであることを考えると、上のサイトの調査は一定以上の信頼はできそうな気がします。
スポンサード リンク
着ぐるみ着用者にとっての理想の身長は?
では、着ぐるみを着たい!と思っている場合はどうなるかというと、世間一般の理想からは少し外れてしまいます。
というのも、ほとんどの着ぐるみは160cm以下の人が着ることを想定して作られているのです。
なぜ160cm以下?
着ぐるみは、着用者よりも大きめに作られています。
それを着用者が着るんですからあたりまえですね。
着用者の身長が160cmだとして、それよりも15cm大きくなるとすれば175cm、20cm大きくなるならば180cmと、あきらかに「客の目線よりも大きく」なってしまいます。
着ぐるみとは基本的に「かわいらしいもの」、それが世の大人以上に大きいというのは、大勢の客に対して威圧感を与えてしまうことになります。
そうならないためのギリギリの身長が160cmなのでしょう。
また、もっと大きな理由として「世の多くの着ぐるみが160cm以下の人が着るサイズでできている」ということもあると思います。
どんな世界でもそうですが、自分が参加しようとする場合には過去を参考にしますよね。
とりあえず作ってみよう、となったときには、特にそうなってしまうと思います。
小さいは正義
上の例だと160cmと言っていますが、それよりも小さければ小さいほど威圧感も減り、かわいらしくなると言われています。
ふたつ目の理由で考えても、160cm程度の女性と同時に出演する場合を考えると、着用者の身長が160cmだと大きすぎるでしょう。
小は大を兼ねる
160cm以下と書きましたが、基本的に小さい方が着用者としては自由度が高くなります。
着ぐるみを衣装として考えるとわかりやすいですが、衣装よりも自分が大きい場合はその衣装を着ることができません。
着ぐるみにはいろいろな制限サイズがありますが、上限に対して下限は比較的甘くなりがちです。
130cmにまでなると逆に難しいかもしれませんが、140cm~150cmの人は155cm以下対象の着ぐるみも160cm以下対象の着ぐるみも着ることができるでしょう。
スーツアクターの場合は事情が違う
怪獣や怪人、ヒーローといったキャラクターを着る場合は、身長が160cm以下では小さすぎるようです。
サイズは違えど、これも先程述べた二通りの理由に当てはまっていると思います。
理想は160cm以下だが、着ぐるみにもいろいろある
世間の多くの着ぐるみを着る場合の適性身長は160cm以下です。
これは、世の中にはたくさんの着ぐるみがある中で、最も着ることができる着ぐるみが多いのがこの身長帯である。という意味です。
そのたくさんの着ぐるみの中にはもっと高い身長の人しか着ることができない着ぐるみも確実に存在します。
また、特に身長制限に厳しい大手テーマパークのような場合、着用できる身長がかなり厳しく制限されていることもあり、その場合は「小は大を兼ねる」とはいえません。
自分の身長、人脈、理想を踏まえて着用できる着ぐるみが決まった時、その着ぐるみにとってはあなたの身長が理想の身長となっているのかもしれません。