子どもがいつも、朝になると咳をしていることはないですか?風邪かな?と一瞬思うのですが、朝を過ぎるとケロっとしているのでどうやら違うみたい…。もしかしたらこの咳は、アレルギーによるものやハウスダストによるものの可能性があります。
そこで今回は子どもが朝に咳き込む理由としてハウスダストを挙げ、対処法などをご紹介していきます。
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子どもが朝に咳き込む理由とは?
日中、生活をしているときにする呼吸と、夜に寝ている間の呼吸は異なります。寝ているときの呼吸は浅いため、喉に痰がたまりやすい傾向にあります。
子どもの呼吸というのは大人に比べてより浅いので、余計に痰がたまりやすくなります。そして朝になって起きたときに、寝ている時よりも深く呼吸をしたときに無意識に体が痰を出そうとします。そのときに咳が出てしまうのです。
また、気温が低いときや花粉症の時期に明け方咳き込む場合には、アレルギーによる気管支ぜんそくの可能性もあります。この場合は、ゼーゼーとした呼吸をしながら咳をするのが特徴です。
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ハウスダストが原因の可能性も!
子どもの朝方の咳き込みは割とよくあることではありますが、中には布団などのダニやハウスダストが原因になっていることもあります。寝具に関しては晴れている日にはこまめに布団を干して、取り込んだ後は布団クリーナーでダニの死骸を吸い取りましょう。
部屋全体に関しては毎日掃除機をかけたり、棚のホコリを取ったりしてハウスダストが舞うのを防ぐことが大切です。
咳があまりに続く場合には、一度病院で診てもらうことをお勧めします。ハウスダストが原因でぜんそくなどの症状がある場合、専用の薬を使ってきちんと治療をおこなう必要があるのです。
咳を抑えるためにはどうすればいい?
では子どもの朝方に出る咳を抑えるためには、どのような対策をすれば良いのでしょうか。
部屋を加湿する
部屋が乾燥することで、呼吸をするたびに粘膜が乾燥して咳き込みやすくなります。
また湿度がある程度あることでホコリが舞いあがらなくなるので、湿度は常に40〜60%を目安に設定するようにしてください。
上体を少し起こす
上体を少しでも起こして寝ることで、呼吸器が圧迫されなくなるので咳が出にくくなります。
痰も出しやすくなりますので、枕などを使って調節してみてください。
横向きに寝る
仰向けで寝ることで就寝中に出てきた鼻水や痰が喉に流れていきやすくなり、咳き込みやすくなります。咳予防のためには、寝るときには横向きで寝るのがお勧めです。
まとめ
子どもが朝に咳き込むということについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
- 寝ている間に出る痰
- ハウスダスト
- 季節性のアレルギー
子どもが朝咳き込むのは、このような原因があります。
寝ている間と日中活動している間の呼吸が異なるために、痰がたまって咳が出るということもわかりました。
- 掃除をきちんとする
- 寝具のダニに気をつける
- 加湿する
- 寝るとき上体を少し起こす
- 横向きで寝る
このような対処法を実践して、少しでも朝気持ちよく起きられるように環境づくりをしていきましょう!