モッテソリー教育の豆知識

今日はモッテソリーについて調べてみました。

こちらは専門学校や大学で勉強するのでしょうか?

保育士をしている姪っ子に聞いたところ「たぶんやった」と言っていました。^^;

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モッテソリー教育の豆知識

モッテソリー教育の豆知識

マリア・モッテソリー(1870~1952年)イタリア人。
ローマ大学医学部に女性として初めて入学し医学博士の学位を取得。
最初に成果を上げたのは障害児の教育だったんですね。
エドワード・セガンと言う人の生理学的教育学を継承したそうです。
その後幼児教育の分野で「モッテソリー教育」という教育方法を考案しました。

医師であるモッテソリーは生理学や生態学に基づいた子供への視点から子供への援助の仕方、整える環境などのプログラムを構築していきました。当時は「科学的教育方法」とも呼ばれたそうです。

人の成長をする過程を理解して考え出された教育というところに、すべてが理にかなった教育につながっているという印象を受けました。

子供が自然に成長していく過程を手助けする教育なんですね。でも、実はこれはとっても簡単なようで中々、難しい。「自分でやりたい」と言うコに、やりかたを見せて教えてあげて、やらせてあげること、それが重要だと言っているんですね。「自分でやる」と言い出す1歳過ぎの時期に自立への1歩が始まっている。この時期を大切に「自分がやる」を助けてあげることが大きくなって大きな自立の時がやってきたときの助けにさえなると言われています。

また、本を読んでいると「随意筋肉運動」という言葉がでてきました。この「随意運動」を調べてみると

「随意運動」

「ずいいうんどう」とは、生物の行う運動の中でも、自己の意思あるいは意図に基づく運動のことをいう。自己の意思によらない、あるいは無関係な運動は不随意運動あるいは反射運動と呼ばれる。
ウィキペディア

この自分の意図に基づく運動機能が発達する時期が幼児期なんですね。だからそれがよく発達できるように自然とこどもたちは、色々なことをやりたいと感じ、またやることで発達がうながされていくというしくみなんですね。

そしてこどもたちが理解しやすいように教えてあげること。ここにポイントがあり、ちょっとしたテクニックが必要になるわけですね。

順序立て、ゆっくり、黙って、してみせること

確かに日常の中で、こういう意識すれば出来るようなことも、意識せずにいると通り過ぎてしまうことだけど、言われてみればとっても理解できます。大人にだって通用することだと感じたのは私だけでしょうか?

正直、子供が小さいときに知れば良かったと思いました。
知ってそれができたかどうかはわかりませんが。^^;

私が読んだ本では現場での実践的な例が盛り込んであり、ひとつの部分だけで無くひとつのことから発展して繋がっていく普段の子供の心配な行動の解決の糸口などが書いてありました。

何の世界でも深く知ろうと思えば深く知ることができるんですよね。

もちろん、ひとつの教育方法が絶対的な結果を生み出すとは思わないけれど単純に知ることで見えてくることもあると思います。

今は、お母さんが働くために必要な保育園を増やす事や保育士さんを増やす事に問題が集中していますが、中々、結果がすぐに見えにくい幼児期の教育を、保育士さんが学び実践できる余裕も必要なのではと思いました。