「脚やせのためにスクワットを始めたのに、細くなるどころか逆に太くなった。」
こんな経験したことありませんか?脚やせにはスクワットは効果テキメンって聞いたからやってみたけど、前より太ももが太くなっちゃったっていう方は多いです。さらには腰を痛めたりする方もいます。しかし、スクワットは美脚のための筋トレとして欠かせない種目です。きちんとやれば腰は痛めませんし、脚が太くなることはありません。
ではなぜあなたは効果がなかったのでしょうか?当然ながらスクワットのフォームが良くなかったということは考えられます。実はスクワットは自分流で行うには難しいトレーニングです。きちんとしたフォームでできていなければ逆効果になってしまいます。
目次
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本質的にスタイルを変えたいあなたへ。美脚のための本当のスクワット、知りたくありませんか?
ただ、パーソナルトレーナーに見てもらいながらフォームもばっちりでスクワットしていたのになんだかスタイルに変化が出ない。そのまま効果が出ずに腰だけ痛めて帰ってきたっていう方が結構います。フォームはばっちりだったのになぜ逆効果になってしまったのか。
運動神経が悪いとか、単純にあなたには向いてなかったとか、努力が足りなかったなどでは納得はできません。だってあなたは貴重なお金と時間をかけてやる気になったのに、結果がこれでは残念すぎます。この原因は本来使うべき筋肉を使ってスクワットができていなかったことにあります。
ここでは、スクワットをするときに使うべき筋肉とは何かを明確にして、あなたがこれから美脚になるために必要なスクワットのやり方をご紹介します。
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1、スクワットの美脚効果
そもそもスクワットはどれくらい美脚効果があるのでしょうか?あまり運動をしたことがない方がスクワットと聞くと脚を太くする筋トレというイメージが強いかと思います。
しかしそれは大きな誤解で、スクワットは一度に多くの筋肉を使うのでわずかな回数でもかなりの運動量になります。下半身の筋肉をたくさん刺激するので脚の引き締め効果、脂肪燃焼効果は抜群です。
世界的モデル集団、ビクトリアズ・シークレットのモデルたちも厳しいトレーニングの中にスクワットを取り入れています。彼女たちのスタイルを見れば、スクワットは脚を太くするトレーニングではなく、脚を引き締める筋肉だということが言えます。
ただスクワットの脚を太くする筋トレというイメージは、実際にスクワットで脚が太くなった人が多いから定着したわけです。同じスクワットしているのに、脚が太くなる人と細くなる人と違いが出るのはなぜなのでしょうか?
それはやはり正しい方法でスクワットをできていなかったからです。ではまず、正しいフォームから見ていきます。
2、スクワットの正しいフォーム
スクワットの正しいフォームをご紹介します。スクワットなんてちゃんとやったことないっていう方は是非参考にしてください。
3、スクワットにおいて本来使うべき筋肉
次にスクワットで本来使うべき筋肉とは何なのかです。見た目のフォームは綺麗で一見ちゃんとできているように見えても、筋肉の使いどころが間違っていて実はできていないということが結構あります。形だけできていても中身ができていないと意味がありません。
スクワットで太ももが太くなってしまうのは太ももの前の筋肉を主として使ってしまっているからです。これでは当然太もも前が張り出してようにパンパンになってしまいます。スクワットで多くの人が太ももの前の筋肉を主に使っているからスクワット=脚が太くなるというイメージが定着してしまいました。
本来スクワットで主に使われるべき筋肉はお尻の筋肉です。お尻の筋肉を使って身体を沈み込ませて、お尻の筋肉で身体を持ち上げますお尻の筋肉をメインに使うことで脚の他の筋肉の負担が軽減されます。正しく言うならば、本来お尻の筋肉に負荷がかかるはずのものが上手く使い切れずに、代わりに太ももの前の筋肉や腰を余分に使っていたということです。
また体重をお尻で支えることによって腰や膝への負担を減らし怪我のリスクも減らすことができます。スクワットで腰や膝を痛めてしまうのも筋肉の使いどころが悪いからです。
お尻の筋肉は歩くときや走るときなど、日常的な動作においてメインで使われる筋肉です。ここが普段から使われていないで、他の脚の筋肉を余分に使っているためになかなか脚やせできずにスタイルも変わらないのです。その意味でも美脚を手に入れるには、スクワットでしっかりお尻の筋肉を使って鍛えて身体の運動パターンを切り替える必要があるのです。
4、スクワットでお尻の筋肉をメインで使うためにやるべきこと
では具体的にスクワットでちゃんとお尻の筋肉がメインで使われるにはどうすればいいのかご紹介していきます。
1、お尻のインナーマッスルに刺激を入れる
そもそもスクワットでお尻の筋肉を使えない場合、日常的に使えていないことがほとんどなので身体が使い方自体忘れてしまっています。しかし、実は皆さん元々は使えていた筋肉なのです。それが生活習慣の変化の中で感覚が忘れ去られてしまったんですね。
そこでお尻の筋肉を使う第一歩として、お尻のインナーマッスルに刺激を与えて感覚を呼び起こす必要があります。ではそのためのエクササイズをご紹介します。
2、股関節の可動域を大きくする
股関節の可動域が狭いとお尻の筋肉を使い切ることができません。可動域が狭いとは股関節がかたいということです。スクワットで腰を落とすときに股関節がかたくてしっかり落としきれないと、お尻の筋肉を使いきれずに効果が薄れてしまいます。
股関節の可動域を広げるエクササイズ
腰を落としきれないならまずは片足スクワット
3、足裏のアーチ構造の構築
スクワットで一見フォームは綺麗でできているように見えても、実際はできていない場合のほとんどの原因は足裏のアーチができておらず、足首がつぶれたままスクワットしてしまっていることです。足裏のアーチがつぶれてしまった結果、身体の骨格バランスが崩れます。骨格バランスが乱れると本来の身体の使い方はできません。
具体的に言うと、フォームは綺麗でしっかりお尻を後ろに突き出せていても、足裏のアーチが足首がつぶれていると、本当はお尻で支えるところを太ももの前で体重を支えてしまいます。ちゃんとスクワットをしているつもりなのになぜかが太ももの前がパンパンに張ってしまう人のほとんどはこれが原因です。
スクワットのとき足首がつぶれてしまうのは女性の方に多いです。というのも、内股やO脚の方が女性に多いからです。これらは正常な骨格バランスではありません。そのためそのままスクワットをすると、どうしてもイレギュラーなバランスの取り方をしてしまいます。それが足裏のアーチの崩れになってあらわれます。
5、まとめ
スクワットは自己流でやるにはリスクがあるトレーニングです。しかしポピュラーなトレーニングでもあるため気軽にできてしまう分、細かいところまで気をつけている方は少ないです。パーソナルトレーナーの方ですら完璧に指導できる方はまだ少数です。ぜひともこの記事を参考にして、細部まで気を配りながら正しくスクワットに取り組んでもらえればと思います。
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フォームを確認
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お尻の筋肉への意識
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股関節の柔軟性
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足裏のアーチ
これらのポイントを押えながらスクワットをして美脚をつくってみて下さい!